果たして転職エージェントに登録すると転職しやすいのか?
直接応募した方が内定を貰いやすいのではないか?
気になる人も多いようです。
転職エージェントを利用するにしても
転職サイトや企業サイトから直接応募するにしても
最終目的は自分の希望する企業に転職することですから、
転職をしやすい方を選択したいはずです。
そこで、このページでは転職エージェントと直接応募するのは
どちらが転職しやすいのか忖度なしに紹介していきます。
是非参考にして下さい。
ぶっちあけどちらが有利なの?
一概には言えませんが、転職エージェントと直接応募するのと
有利なのは転職エージェントです。
何故なら、転職エージェントは担当者のCAが企業に推薦文を書いてもらえるので、
書類選考に通りやすく、面接のノウハウも学べて内定も取りやすいです。
対して直接応募すると他の候補者に埋もれてしまい、
書類選考で落とされる可能性が高まります。
実際に当サイトをご覧の人でも書類選考に通らない経験をした人も多いはずです。
もちろん、企業から見て圧倒的なキャリアがあり喉から手が出るほど欲しい人材なら別ですし、
企業によってもまちまちです。
しかし、ほとんどの企業や人達は転職エージェントの方が有利でしょう。
転職エージェントは非公開求人も多いため、
そもそも転職エージェント経由でなければ応募できない求人も多数あります。
転職エージェントと直接応募両方から応募しない
直接応募して書類選考に通らなかったので、
転職エージェント経由で応募するのは良くありません。
もちろんその逆も然りです。
というのも企業によって異なりますが、
一度応募して不採用になってから再応募するには1~2年は必要です。
特に優良企業や大手企業など条件が良い求人は、
その辺の規定をしっかりとしています。
<出典>ワークポート
上記のグラフは転職エージェントのワークポートの50社に対しての
アンケート結果ですが、再募集出来るまでの期間は1年程度~2年が
50%にもなります。
もし気になる企業の求人が転職エージェントや転職サイト、企業のサイトなど
複数の媒体であったなら有利に働く転職エージェントから募集しましょう。
転職エージェントの方が有利な6つのポイント
何故直接応募するより転職エージェントの方が有利なのか
具体的なポイントを紹介していきます。
- 書類選考や内定率が高まる
- 面接後のフィードバックが受けられる
- 職務経歴書・履歴書の添削が可能
- 面接対策の指導
- 企業と折衝を全て代行してくれる
- 優良企業の非公開求人がある
書類選考や内定率が高まる
直接応募するよりも転職エージェント経由の方が有利な最も大きな理由は
書類選考の通過率や内定率が高まるからです。
転職エージェントの担当CA(キャリアアドバイザー)は
企業に推薦文を書いてくれるため、直接応募するよりも
有利になります。
特に書類選考で通る確率が高まり、企業によってはいきなり面接まで
行ける事もあります
企業によっては書類選考で通る確率が高くても
内定率は変わらない事もあります。
ただ、書類選考に通るだけでも内定を貰える可能性は増えます。
面接後のフィードバックが受けられる
面接で落ちて内定を貰えなければ、CAが企業の採用担当者から
何故落ちたのかフィードバックが貰えます。
その理由を分析して改善していけば、
次の企業では内定を貰える可能性が高まります。
直接応募すると落ちた理由がわからず、
同じことを繰り返して転職活動が上手くいかない事もあります。
職務経歴書・履歴書の添削が可能
転職エージェントを利用すれば、
書類選考に通る確率は高まりますが、
さらに職務経歴書や履歴書の添削もしてくれるので、
より書類選考に強くなります。
自分の強みは何で、どのように書ければアピールできるのか??
など書類の書き方のポイントがわかるようになります。
面接対策の指導
書類選考に合格すれば模擬面接をしてくれます。
転職エージェントはその企業の情報はもとより、
これまで培ってきたノウハウや情報が沢山あるので、
どういった質問をされてどのように答えれば良いのか
的確に指導してくれます。
最大の難関である面接で苦労して悩んでいる人も多いと思いますから、
この面接対策だけでも転職エージェントが有利になります。
企業と折衝を全て代行してくれる
転職エージェントでは、面接日時の設定、年収の交渉、労働条件の交渉、
入社日の設定、応募など企業との折衝を全て代行してくれます。
直接応募して自分で企業とのやり取りは面倒ですし、
やりにくさもあります。
もしかしたら、直接応募して入社するよりも
高い年収になる可能性もあります。
優良企業の非公開求人がある
転職エージェントの約8割は非公開求人で、
実際の求人は見えないようになっております。
本当に一般的に公開されない求人もありますし、
転職エージェント経由でなくても直接応募できる求人もあります。
ただ、その中で転職エージェントでしか応募出来ない求人も多々あるため
そもそも直接応募できない求人も多いのです。
また、同じ企業の求人でも一般公開されているのとは違い
転職エージェントだけのさらに条件が良い特別な求人もあったりします。
本当に条件の良い求人は、一般的には出回らなくて
直接応募できない事が多いので、
転職エージェントはかなり有利です。
直接応募した方が企業は経費削減になる?
転職エージェント経由で採用すると高い経費がかかるため
直接応募した方が良いと言う人もいます。
確かに企業サイトで応募してどんどん優秀な人が集まれば
それに越したことはありません。
しかし、実情はそのように上手くはいきませんし、
もしそれが出来るならどの企業もお金をかけて採用活動はしません。
それぞれの違いを見てみましょう。
メリット | デメリット | |
---|---|---|
転職エージェント | 企業が欲しい人材を確保できる | 採用できた場合コストがかかる |
転職サイト (直接応募) |
多くの人に求人をリーチできる | 欲しい人材が確保できない可能性もある/ 採用業務が忙しくなる |
自社サイト (直接応募) |
コストがあまりかからない | 欲しい人材が確保できない |
転職エージェント
転職エージェントは採用した人の年収の30~35%の報酬を
転職エージェントに払う事になります。
年収が500万円なら150万~175万が必要になります。
この金額が高いか安いかは企業によって異なりますが、
この価格で必要な人材を確保できるなら決して高くありません。
そもそも転職エージェントに求人を出している企業は、
大量に人材を募集しているのではなく、
企業が望むキャリアを持った人材を確実に欲しいからです。
1人当たりの採用コストを抑えようと思って
人材を集めている求人と違います。
コストを抑えて採用活動をするなら、
始めから転職エージェントに求人は出しません。
しかも採用しなければコストがかからないので、
デメリットも少ないのです。
転職エージェント経由で採用した人材が早期退職すれば
全額もしくは一部が返還される
転職サイト
転職サイトも一応直接応募と言う事になります。
優秀な人材が集まる可能性がある大手転職サイトの掲載料は、
掲載期間や場所によっても異なりますが、
2週間で40万~100万円くらいです。
もちろん様々なタイプの料金体系があります。
転職サイトは沢山の人に求人をリーチできるため
優秀な人が応募してくる可能性もありますが、
そうでない人も沢山応募してきます。
そのため問合せや書類選考などの採用業務が忙しくなり、
人が必要になる事から人件費も必要です。
また、転職サイトの場合、企業が求めている人材が来ない事もあるため
ただ単に掲載料だけ払ったという事もザラにあります。
大量に人材が欲しい場合は転職サイトは最も魅力的ですが、
企業が求めている人材を確実に欲しい場合はデメリットが高いです。
自社サイト
自社サイトで求人を募集している企業も沢山あり、
ここから直接応募する事も可能です。
この最大のメリットはコストがかからない事です。
理想としては求める人材を全て自社サイトから応募してもらう事です。
しかし、自社サイトから求めている人材が来ることはほとんどなく、
求人のリーチも出来ないので、応募自体多くはありません。
やはり求めている人材や優秀な人材を集めるためには、
そうした人達が集まる転職エージェントか転職サイトに
求人を出すしかないのです。
直接応募の方が良い求人もある
全ての求人が転職エージェントに良いわけではありません。
中には直接応募した方が良い求人の場合もあります。
ただ、そうした求人は転職エージェントに求人を依頼しません。
転職サイトや自社サイトからの募集になります。
- 大量採用をしている求人
- 特定の業界や業種、企業
- 地方の零細企業
大量採用をしている求人
大量採用している求人は一人当たりの採用コストはかけられないので、
転職エージェントに求人を出すことはありません。
特に軽作業・販売員・ウェートレス関係の仕事に多いと思います。
また、そうした求人は正社員ではなく契約社員やアルバイト契約が多くなります。
恐らく当サイトをご覧の人達ではあまり興味がない求人ではないでしょうか。
特定の業界や業種、企業
特定の業界や業種、企業によっては転職エージェントを使わない事もあります。
転職サイトや自社サイトからしか応募できないようになっています。
一例を以下で紹介します。
- 定期的に採用を行っている企業
- 仕事が厳しく離職率が高い業界や業種
- 社団法人・財団法人・NPO法人などの非営利法人
- 自社採用に力を入れている企業
特定の名称を出すのは避けますが、こうした特定の業界や職種に興味があるなら、
転職サイトや自社サイトで応募してみましょう。
しかし、絶対に転職エージェントに求人を出さないわけではありません。
たまに求人が出ているケースもあります。
その場合キャリア採用のケースが多く、
ある程度の経験やスキルなどが必要で、
未経験者や経験が浅い人は採用されません。
また、転職エージェントは使わらず、
自社採用を導入している優良企業も転職エージェントでは求人はありません。
転職エージェントと直接応募のまとめ
基本転職エージェントの方が有利ですが、
両方利用して転職活動すれば良いです。
但し、転職エージェントと直接応募、同時に申し込むのはいけませんから、
別々の求人で応募してみれば良いと思います。
また、転職エージェントと直接応募できる求人が違う事も多いため
どちらかにこだわる必要もありません。
あくまでも自分が希望する企業に転職する事が目的なので、
手段は問わず、利用できる機関やメディアを駆使して転職活動しましょう。
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