転職エージェントに登録してから企業に採用されるまでの流れ

転職エージェントに登録すれば、どのような流れで話をすすめるのか
イメージできない方もいると思います。

この流れを理解できれば、転職エージェントは、
どのようなものなかのかより理解出来ると思います。

転職エージェントの一連の流れ

転職エージェントに登録してどのような流れで
採用までに至るのか一連の流れを理解して下さい。

ＷＥＢから登録してＣＡから連絡が入る

まず、ＷＥＢから必要事項を入力して、登録します。

上記はtype転職エージェントの人材紹介の入力フォームです。

「個人のプロフィール」「直近の雇用形態・職種」「転職回数」
などを入力します。

そして、ＣＡが経歴などを参考に紹介できる求人があるのか
サポートできるのかを審査して、メールか電話で連絡がいきます。
特に問題なければ、スケジュール調整して直接ＣＡと面談致します。

尚、人によってはこの段階で断られる可能性もあります。
特に年齢が高くキャリアが浅いと高い確率で断られます。

その場合、別の転職エージェントに登録してましょう。
他の転職エージェントなら実際に会って
サポートしてくれる可能性もあります。
詳しくは転職エージェントの登録を断られる事がある？で
ご確認下さい。

ＣＡと面談

転職エージェントに出向き、ＣＡと面談して
キャリアカウンセリングを行います。

具体的には以下のような内容です。

転職支援サービスの概要
自己紹介
現在の転職市場の概要
これまでの経歴や仕事内容、スキルの確認
転職の理由や目指すキャリアの確認
転職先の条件など

担当するCAによって多少違いはありますが、
このような事を確認します。

つまり、転職者がどのようなキャリアがあり、
どのような企業に転職したいのかCAが把握する時間と理解して下さい。

尚、ここは企業との面接ではないので
そこまで固くなることはありません。

ただし、言葉使いや服装など
社会人としてマナーはしっかりと守って下さい。

だらしない服装や社会人らしくない言葉使いだと
良い求人を紹介してくれなくなります。

求人の提案

基本は当日にあなたの希望、経歴、スキルなどを考慮して、
ＣＡから様々な求人の提案があります。
もし、興味があれば応募するのも良いですし、
興味がなければ、断ることも可能です。

また、その当日に興味がある求人がなければ、
後日新たな求人をどんどん紹介してくれます。

ここでポイントなるのは、本当に良いＣＡなのか見極める事です。

やる気がなかったり、希望とは的外れな求人ばかり紹介したり、
自分の売上がほしいばかりに自分に興味のない求人を紹介して、
無理やり転職させようとしたりするCAなどもいますす。

そうしたCAだと転職活動が上手くいきませんので、
CAを交代してもらうか、もし出来ればければ
別の転職エージェントを利用しましょう。

転職エージェントで希望する企業に転職するためには、
良いCAに担当してもらう事も重要で、
どのようなCAが担当するかは運にもよります。

もちろん、だからといって簡単に見限っても良くありません。
CAを見方につけて転職を有利にする事も大切ですので、
多少の歩みよりは必要です。

それでも駄目な場合は、どんどん次にいきましょう。
相性が悪いＣＡや質の低いＣＡとダラダラ付き合っても良い事はありません。

駄目な理由をしっかりと伝える

転職エージェントでは様々な求人を提案してくれますが、
中にはあまり興味が湧かない求人も提案されます。

その時に何故この求人が駄目なのか明確に理由を伝えましょう。

理由を曖昧にしていると自分の希望とは違う求人をどんどん提案されてしまい
お互い時間の無駄になります。
面談の時ならその場で断られますが、
後日メールで紹介される場合、毎回断るのは面倒です。

また、そのメールを無視していると
やる気がないと思われ求人を紹介してくれなくなります。

自分の希望をしっかりと伝える事が
最短で転職するためのポイントです。

応募する

興味がある求人があれば、応募します。

応募する際に必要なのは、
「職務経歴書」「履歴書」「推薦状」です。

職務経歴書と履歴書はCAに添削してもらいながら
自分で作成します。
（最終的な書類はCAが作成してくれる転職エージェントもある）

推薦状はCAが書いてくれるもので、
具体的には以下の内容です。

推薦する理由
面談で感じた人柄
転職理由
希望年収
職務概要など

細かい内容はCAや転職エージェントによって異なりますが、
大体このような概要です。

また、推薦状は見せてくれる可能性もあるため
事前に確認するのもおすすめです。

その企業に応募者が沢山いる場合、書き方次第で書類選考に通るか決まる場合もあります。
優秀なCAならしっかりと書いてくれますが、
そうでないCAなら的外れな推薦状を書いてしまう可能性もあります。
後々後悔しないためにも是非チェックしたいとこです。

尚、応募自体はCAが行ってくれます。

MEMO

履歴書や職務経歴書はCAとの面談の際に用意するケースもあります。

面接対策して面接に臨む

書類審査に通れば次に企業と面接を行います。
企業によっても異なりますが、1～3回面接するのが多いでしょう。

面接の調整はCAが行ってくれるため
あなたが直接折衝する必要はありません。

ここでは重要になるのは
CAと模擬面接を行う事です。

「どのような質問をされるのか？」
「どのように答えれば良いのか？」などを
事前にしっかりと確認してから本番に臨んで下さい。

CAはその企業がどのような人材を求めていているのか？
どのような人を採用したいのか？
ある程度把握しています。

この模擬面接は、
採用不採用に影響する可能性があるので、
CAに言われなくても自ら率先してお願いして下さい。

内定→入社の手続き→入社

内定がもらえたら、具体的な労働条件の確認や入社日などを決めて、
晴れて採用が決まります。

もちろん、最終面接後に給与や福利厚生、
その他の条件の交渉もＣＡが行なってくれますから、
わずらわしい事をしなくてすみます。

また、現在在職中なら退職手続きのサポートもしてくれます。

POINT

複数から内定を貰える評価
が高いような人は年収の交渉もしやすくなります。

採用されなかった場合の対策

面接しても実際に採用されるわけではありません。
重要なのは何故不採用になったのか理由を知る事です。

企業側のフィードバックを必ず確認する

CAにお願いすれば企業からフィードバックを確認する事が可能です。

どういったところが良くて、何故駄目ったのかを確認することで、
次の面接対策に活かすことが可能です。

例えば、「スキルや実績には魅力を感じましたが、もう少しマネージメント経験が欲しいのと
どのようのような方向性で仕事をしていきたいのか定まっていないように感じました」
となれば、次回から自分はどうなりたいのか明確にして、
マネージメント経験がそこまで必要ない求人に募集する事で解決できます。

もちろん、だからと言って改善すれば絶対に内定を貰えるわけではありません。
何故なら、自分よりも魅力的なライバルがいる可能性もあるからです。

ただ、自分の問題を点をしっかりと改善していけば、
確実に転職成功の確率を高める事になります。

MEMO

企業によっては情報が非公開のケースもあるので、
フィードバックが貰えない事もあります。

応募する求人を見直す

基本転職エージェントのCAは登録者の希望と
転職先の企業が求めるキャリアを考慮して求人を提案してきます。
それでも前職よりも良い条件の求人を求めてしまうため、
自分にはハードルが高くなっている可能性もあります。

ですので、CAと相談しながら、
自分のキャリアと企業が求める人材にミスマッチがないのか
再度確認しましょう。

当然の事ではありますが、
あなたの求める事が多くなれば
その分企業が求める事も大きくなります。