転職活動する上で転職エージェントは非常におすすめです。
ただ、一概には転職エージェントと言っても
総合型転職エージェントと特化型転職エージェントの
2つのタイプがあります。
それぞれには特徴もあり、メリットもデメリットもあります。
転職エージェントを選ぶ際には最低限理解しておきたい知識ですので、
このページでご確認下さい
総合型転職エージェントと特化型転職エージェントの違い
特化型・・・各業種や職種、属性に特化した求人のみ揃えている
総合型は大手転職エージェントが多く、
リクルートエージェントやDODAやマイナビエージェントなどがそれに当たります。
どのジャンルに対しても求人数が多く、
自分の希望にあった条件の企業が見つかる可能性が高いです。
対して、特化型はファッショーネのようにアパレルに特化した転職エージェントや
メイテックネクストのような製造系のエンジニアに特化した転職エージェントなどです。
また、未経験者や第二新卒、フリーターや高収入などの
属性に特化した転職エージェントもあります。
特化型はキャリアアドバイザーの知識も豊富で
業界に詳しく細かなサポートを受けられる特徴があります。
どちらのタイプの転職エージェントもメリットやデメリットがあるので、
まずはそれぞれのタイプを詳しく理解することから始めて下さい。
総合型転職エージェントのメリット
多くの人は総合型転職エージェントを利用していますが、
その理由はやはりメリットが多いからです。
- 求人数が多い
- 質の良い求人が多い
- 転職のノウハウやサービスが充実している
- 業界ごとで条件の比較がしやすい
求人数が多い
総合型転職エージェントの最大のメリットはやはり求人数の多さです。
リクルートエージェントに至っては
公開と非公開を併せれば15万以上にもなります。
よっぽど特殊な求人以外は自分の希望に合ったもしくは近い求人が見つかると思います。
やはりどんなに良い転職エージェントでも希望する求人がなくても意味はありません。
転職活動が上手くいかない人や希望する求人が中々ない人は
総合型の転職エージェントへの登録は必須です。
大手転職エージェントなら質の良い求人が多い
大手転職エージェントは総合型が多く、
大手は質の良い求人が集まりやすいのもメリットです。
大手転職エージェントは、各企業とのパイプがあったり、
社員数が多いのでそれだけ質の高い求人を集めたり出来ます。
また、求人を出す企業側も大手の方が依頼しやすいということもあります。
大手上場企業や有名な優良企業など質の高い求人は、
大手総合型転職エージェントで紹介してもらって下さい。
転職のノウハウやサービスが充実している
総合型転職エージェントは登録者数が多くなり、その分転職実績も多く、
採用させるノウハウやサービスが充実しております。
また、多くの企業データーもあり、
その企業での面接でのポイントや求めている人材の特徴なども把握しており、
より転職活動が有利になります。
業界ごとで条件の比較がしやすい
総合型は幅広い業種の求人があり、どの業種に転職しようか迷っている人は、
より良い条件の業界で転職できる可能性があります。
同じ職種でも業界によって給与や福利厚生が大きく違う事もザラで、
転職を機に現状の労働条件を見直す事も可能です。
総合型転職エージェントのデメリット
総合型転職エージェントはメリットの方が多いのですが、
当然デメリットもあります。
総合型を選ぶならデメリットを把握した上で登録して下さい。
- CAの質にバラつきがある
- 専門性が低いCAも多い
- 事務的な対応だと感じる事もある
CAの質にバラつきがある
総合型転職エージェントはCAの数は多く質の高いCAも沢山います。
ただ、数が多い分質の低いCAがいるも事も確かです。
中には自分の営業成績を上げようと、登録者のキャリアや希望もあまり聞かず、
様々な求人を紹介してとにかく転職させようとするCAもいます。
総合型転職エージェントのCAはメリットでもありますが、
デメリットでもあります。
専門性が低いCAもいる
総合型転職エージェントは、幅広い業界の知識はあっても
特化型に比べ、専門的な知識が浅いCAもいます。
特により専門的な知識が必要なプログラマーやエンジニアなどについて
よくわからないCAも沢山います。
もちろん、各分野に強いCAは必ずいますが、総合型は登録者も多く、
自分にその専門のCAが担当するとは限りません。
事務的な対応だと感じる事もある
総合型転職エージェントは、登録者が多く、
CAの担当数も多くなります。
そのため一人ひとりに対して使える時間や熱量に限りがあり、
事務的な対応をするCAも出てしまいます。
もちろん、全員というわけではなく、そうしたCAもいる事です。
総合型転職エージェントがおすすめな人
基本的に転職エージェントを利用するなら全員が登録すべきですが、
より具体的にどのような人がおすすめのか紹介していきます。
- 転職活動が上手くいかない人
- 異業種・異職種に挑戦したい人
- より条件の良い企業を探している人
- 転職のノウハウを身に付けたい人
- 大手や優良企業の求人を探している人
総合型転職エージェントを特におすすめな人は、
転職活動が上手くいっていない人です。
それは単純に内定を貰えないという人や
自分の条件と合う企業や仕事がない人など
色々ケースがあります。
総合型転職エージェントなら、
それらを解決できる可能性が高いです。
また、異業種や異職種に転職したい人も総合型はおすすめです。
多くの求人を確保しているため、
未経験でも歓迎してくれる求人も沢山あります。
特化型転職エージェントのメリット
予め業種や属性がが決まっている人なら
特化型転職エージェントを利用するのはおすすめです。
まずはメリットからご確認下さい。
- 業界の知識が豊富でリアルな情報を入手できる
- 特定の企業とのパイプがあり転職できる可能性が高まる
- 未経験者や第二新卒などの若年層に強い
業界の知識が豊富でリアルな情報を入手できる
特化型の転職エージェントは業界出身のCAが多く、
業界の知識が豊富でリアルな情報を持っています。
ですから、転職するためにはどういったスキルが必要で、
今後のどのようなスキルを身に付けなければいけないのか的確にサポートしてくれます。
また、リアルな情報があると、現状はまだ規模が小さくても
これから伸びそうな企業の求人を紹介してくれ、
大手ではないような掘り出し物の企業に転職出来る可能性もあります。
特定の企業とのパイプがあり転職できる可能性が高まる
特化型転職エージェントは、特定の企業との太い繋がりがあり、
その企業に転職するには有利になる可能性があります。
また、先ほどお話したように大手ではないような
掘り出し物の魅力的な求人もあることもあります。
そうしたこともあり、総合型転職エージェントで転職活動が上手く行かなくても、
特化型転職エージェントに登録すればすんなに転職できるケースもあります。
未経験者や第二新卒などの若年層に強い
転職市場は基本即戦力がベースになるため、
未経験者や第二新卒は魅力的ではありません。
しかし、特化型転職エージェントは、
未経験者や第二新卒、フリーターなどの
若年層をターゲットとしている転職エージェントもあります。
そうした経験が浅い若年層を必要としている企業の求人を多く保有しており、
未経験者や第二新卒の強い味方です。
特化型転職エージェントのデメリット
特化型転職エージェントは専門分野特化しているので、
業種や職種が決まっている人にはデメリットはないように思えますが、
いくつかデメリットもあります。
- 中小企業中心で求人数が少ない
- 少ない案件の中で押し付けられる可能性もある
- 総合型の方がCAの質が高い事が多い
中小企業中心で求人数が少ない
特化型転職エージェントは業種や職種を絞っているということもありますが、
中小企業中心と言う事もあり、求人数が少ないのがデメリットです。
また、大企業の案件は大手転職エージェントが抱えていて、
企業の規模を気にする人にも向きません。
少ない案件の中で押し付けられる可能性もある
転職エージェントは転職させないと売上が発生しないので、
登録者の希望と合わなくても少ない求人の中で
無理やり転職させようとするケースもあります。
総合型は求人が沢山あるので選択肢が増えますが、特化型はそうはいきません。
総合型の方がCAの質が高い事が多い
特化型は専門的な知識が多いと言いましたが、
実は総合型の方がCAの質が高い人が多いと感じます。
総合型の大手の転職エージェントは、
CAの教育システムが充実していて、
優秀な人材も集まってきます。
対して特化型は規模が小さい転職エージェントが多く、
社内の教育まで手が回らない事もあります。
ですから、特化型のCAはメリットな事もありますが、デメリットな事もあるという事です。
特化型転職エージェントがおすすめな人
特化型転職エージェントは全ての人におすすめなわけではありません。
具体的にどのような人がおすすめのか紹介していきます。
- 業種・職種・属性が決まっている人
- 企業の規模は関係なく仕事内容にこだわっている人
- 社会人経験が浅い人
特化型転職エージェントのベースは、
業種・職種・属性が決まっている人です。
例えば、IT関連とかアパレル業界とか、
第二新卒や未経験とか高収入とかなどです。
このように自分がどうしたいのかどうするべきかは決まっていれば、
特化型転職エージェントに登録して下さい。
逆に自分の業種・職種・属性に特化する
転職エージェントがなければ登録の必要はありません。
特化型と総合型どちらを選べば良いの?
基本総合型と特化型を利用するのがおすすめです。
転職エージェントは登録するのも話を聞くのもサポートを受けるのも
全て無料なので、登録する事でデメリットはありません。
具体的には総合型転職エージェント2社と
特化型転職エージェント1~2社がオーソドックスです。
当然、自分の目指すもので特化している転職エージェントがなければ
登録する必要はありません。
とりあえずまずは3~4社ほど登録して
話を聞いて下さい。
その中で良い転職エージェントがあれば、
そちらを中心に転職活動して、なければまた別の転職エージェントに登録すれば良いでしょう。
・リクルートエージェント
業界最大手の転職エージェント
<公式>https://www.r-agent.com
・マイナビエージェント
20代に強い転職エージェント
https://mynavi-agent.jp/
・type転職エージェント
一都三県に特化した転職エージェント
<公式>https://type.career-agent.jp/
・doda
業界NO2の転職エージェント
<公式>https://doda.jp/
・パソナキャリア
手厚いサポートと優良求人
<公式>https://www.pasonacareer.jp/
■特化型
・DYM就職
第二新卒・既卒・フリーターが正社員に
<公式>https://talk.dshu.jp/
・ハタラクティブ
第二新卒・フリーター・未経験者の20代に特化
<公式>https://hataractive.jp/
・マイナビジョブ20’s
第二新卒などの20代に特化したマイナビ転職エージェント
<公式>https://mynavi-job20s.jp/
・UZUZ
20代の第二新卒・既卒・フリーター・ニートに特化
<公式>https://daini2.co.jp/
・第二新卒エージェントneo
第二新卒を中心とした既卒・フリーターに特化
<公式>https://www.daini-agent.jp/
・JACリクルートメント
年収600万~2,000万のハイクラス求人
<公式>http://www.jac-recruitment.jp/
・ファッショーネ
アパレルに特化した転職エージェント
<公式>https://fassione.com/
・レバテックキャリア
IT系のエンジニアやクリエイターに特化した転職エージェント
<公式>https://career.levtech.jp/